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2012年09月23日

助けてもらっています



 台風の後片付け。
 誰彼なく、みなさん本当に助け合いです。

 私のお家も被害に遭って、雨戸の戸袋が飛んだのですが、
 板切れなどが散乱して、むちゃくちゃになっていたお庭が、
 いつのまにかきれいに片づけられていて・・・・。

 仕事が忙しく、なかなか自分のことも出来ないでいるのに、
 どなたかが、たぶん字(あざ)の皆さんのお家を巡回されて
 いたんだと思います。

 もちろんその方もご自分のお仕事があるはずなのですが、
 そういうことにためらいもなく取り組んでおられるわけです。
 ほんとうに頭が下がる思いです。

 これに応えるに、私ももっとみなさんのお役にたてる仕事
 に頑張らねばと・・・・。
 そうしないと“助け合い”になりませんからね。


  


Posted by えらぶ島人 at 08:24Comments(0)沖永良部島の人々

2012年09月20日

オスプレイだけじゃない



 今、オスプレイのことで大きな騒ぎになっていますが、
 その背景にはもっと大きな“米軍基地”の問題があります。

 そして基地問題の向こうには、更に大きな
 “沖縄の歴史”の問題があります。

 学校では教えてくれない、
 「薩摩藩の侵攻」
 「琉球処分」
 「沖縄戦の詳細」
 など、たくさんのことを知らない日本人が大半です。

 沖縄には日本との負の関係を除けば、
 すばらしい歴史と文化が残されています。
 しかし負の関係はそれらを確実に消去して行こうとしています。

 沖縄のことをもっと知りましょう。
 沖縄に足を運び、沖縄に住むことが出来れば、
 自ずといろんなことが分かって来ます。

 沖縄に移住した日本人も多いですが、
 その大半は何も感じず、何も考えずにいます。
 そうならないようにしたいものです。

 ちなみに沖縄は、
 「沖縄」ではなく、「琉球」と呼ぶことが正しい態度だと思います。

  


Posted by えらぶ島人 at 06:53Comments(0)沖縄のこと

2012年09月18日

台風の被害



 またまた大変な台風でした。
 我が家は屋根がめくれあがったり、雨戸の戸袋が壊れたり、
 なかなか大きな被害がありましたね。

 でも農家の皆さんに比べたら、蚊が刺した程度です。
 農業っていうのは、ほんと、大変だなと思ってしまいますね。

 島ですから、台風が来て雨風を吹き荒らして行くと、当然の
 ことながら、周囲の海から海水も巻き上げるので、畑に潮水
 のシャワーをぶっかけるのと同じ。

 その結果、作物が枯れてしまったり、土壌が変質してしまっ
 たりと、それはもうひどい結果を突き付けられるわけです。
 もちろん、お家の被害や倉庫、農機具の破損などもあり、
 台風一回で相当な影響が出るんですね。

 それが3週間で2回も来ましたから・・・・。

 これくらいの被害でふーふー言ってる私なんかは、
 まだまだ軟弱者ですね。

  


Posted by えらぶ島人 at 16:53Comments(0)今日の沖永良部島

2012年09月03日

思わぬ言葉



 週に一回、月曜日にお会いするお年寄りの方。
 喜美留字で独居されています。
 今朝、二週間ぶりにお迎えに上がりました(先週は台風でお休み)。

 私の顔を見るなり、
 「台風、怖かったんだよぉ」
 なるほど、木の雨戸はところどころ板が飛んでしまい、お家の中が
 見えています。

 「ばあちゃん、一人暮らしだもんねぇ」
 そうは言ってみたものの、もう一週間経っていると、記憶も薄れて
 しまっているのか、何か意外にも聞こえてしまうんですね。

 「お家がガタガタ揺れてね、お家ごと吹き飛ばされるかと思ったよ」
 台風対策は多分、近所の方でしょうね。少しは施されていましたが、
 それでもよほど怖かったんでしょうね。

 自分たちはたくさんのお年寄りの方々のお相手をさせて頂いてます
 が、やはりもっと一人一人の方への思いを高めて行かねばなりませ
 んね。そういうところに不足があって、なかなか思いが通じないとか、
 考え込むこともあるんですが、結局はほんと、一番基本的なところが
 足りていないということなんですね。

  


Posted by えらぶ島人 at 18:57Comments(0)沖永良部島の人々

2012年09月02日

たすけあい



 この島には、字(あざ)がいくつもあって、
 字ごとにとっても良い感じの自治が行なわれています。
 その精神はやはり、“たすけあい”というところにも
 あるんではないかなと感じます。

 たとえば独居のお年寄りがいると、隣近所の方々は何かにつけ
 「大丈夫かな」、「変わりはないか」、「元気にしているか」
 などと声をかけたり、手みやげでも持ってのぞいてみるとか・・・・。

 今回の台風でも、その前後にはたくさんの活動があって、多くの
 方々が助けられています。本当にありがたいことではあります。

 都会のマンションでは、隣の部屋の住人の顔を知らないなんて
 当たり前になっているけれど、ここではそういうことはありません。
 私自身もいろいろと、気付かないところで助けて頂いております。

 そんな『愛情』に対しては、やはりいつかはお返しもしなければと、
 字の催しなどあれば参加するようにしていますが、まだまだ“顔”
 を覚えて頂けるまでには至っておりません。

 日々感謝しながら、暮らしている日々ですね。

  


Posted by えらぶ島人 at 17:43Comments(0)沖永良部島の人々