2016年12月20日
長い旅の終わり

「当機はこれより沖縄那覇空港へ着陸します。只今右下方向には、沖縄戦終結の地、摩文仁の丘が見えています。」
1996年10月5日、全日空機の機長のアナウンスに目覚め、初めて沖縄の地を踏みました。
勤務先の転勤で沖縄に赴任してから、今年で20年が過ぎました。
本当にいろいろなことが目まぐるしくおこり、
たくさんの人と出逢い、
数え切れない挫折と、たくさんの喜びを味わい、
そして今、私はここにいます。
若い頃から旅に出るのが好きで、
高校二年生の春には、大阪から青森まで、一週間かけて
鈍行列車の一人旅をしたこともありました。
私の人生そのものが、長く大きな旅とすれば、
それはまだ少しだけ残りが待っているようです。
しかし、この20年を越えた私の南島への旅には、
ようやく終わりが見えてきたような気がします。
実に充実した、楽しく愉快な旅でした(と、思いたい……)。
この旅で出逢ったたくさんの人々に、
只々感謝です。
あと、いくつか、精算しておかなければならないことがあり、
まだしばらくは……そう、二、三年は現状が続きますが、
それが済めば、帰るべき所へ帰らなきゃ……と考えています。
残りの時間は、もうこれまでの自分ではいられないかもしれませんが、
多くの人々に感謝を伝えて行かなければならないな、と考えています。
Posted by えらぶ島人 at 08:15│Comments(0)
│私の生活
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